久々の光回線導入は試行錯誤を繰り返しながら安定に向かっていった

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昨年の春、久しぶりに自宅のインターネット環境を見直した。光回線とWi-Fiルーターを導入し、それまで使っていたモバイルWi-Fiルーターから切り替えたのである。約1年間使ってみて感じたことを、ここで整理しておきたい。

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モバイルWi-Fiルーターは4台使用、近年の月額料金は光回線と大差なし

自宅は3階建てである。以前は通信費の節約を目的としてモバイルWi-Fiルーターを使っていた。契約の更新を繰り返して4台ほど使ってきた。ところが、ここ数年で状況が変わった。月額料金がじわじわと上がり、気が付けば光回線と大差ない水準になっていたのである。こうなると、回線の安定性で優る光回線に分がある。切り替えを決断した。

安さ重視で1Gbpsのプランを導入、迷ったのはWi-Fiルーターだった

回線速度については10Gbpsのプランも存在していたが、1Gbpsで十分だと判断した。日常的な用途でそこまでの速度は必要ないし、何より月額料金を抑えたかったからである。悩んだのはWi-Fiルーター。契約時にレンタル機器として用意されていたが、月額330円(税込)がかかる。金額としては大きくないが、毎月の固定費に上乗せされるのは心理的な負担になる。機能に強いこだわりはなかったため、自分で購入する方が安くなるだろうと判断した。

バッファローに安心感があったため、Wi-Fi6対応のWSR-1500AX2Lを購入

ネットで買った方が安いかもしれない。ただ、久々なので店員に聞きながらがいいだろうと思い、近くの家電量販店に足を運んだ。以前使ったことがあるバッファローのルーターに安心感があったため、同メーカーのエントリーモデルを考えていた。店員に相談すると、Wi-Fi6対応モデルをすすめられた。Wi-Fi5との違いは主に速度。規格上はWi-Fi5が最大6.9GbpsでWi-Fi6が最大9.6Gbps。店頭にはWi-Fi6対応のWSR-1500AX2Lがあり、最大1201Mbps(約1.2Gbps)に対応している。ただ、自宅の光回線は1Gbps契約であるため、理論上はそこまでの能力はいかしきれない。それでも将来性や安定性を考えてWi-Fi6をすすめられ、WSR-1500AX2Lを購入することにした。価格は7,780円(税込)。レンタルと比較すると約24か月分の値段であり、2年間の使用ではあまり変わらない結果になった。ちなみにいまは上位機種の購入を視野に入れている。

理想は家の中央だが、3階の通信品質を重視させたので3階に設置

設置場所は3階にした。本来であれば、3階建ての家では2階に設置するのが理想とされている。電波は上下に広がる性質があるため、中央に置いた方が全体をカバーしやすいからだ。しかし我が家では3階の利用頻度が高く、そちらの通信品質を優先した。実際の通信状況を確認すると、パソコンでは5GHz帯で866Mbpsと表示される。これは実測値ではなく規格上の数値かもしれない。一方、スマートフォンは最大433Mbpsで実質的には390Mbpsと表示されていることが多い。こちらは変動しているので実際の通信状況を反映している。速度そのものに大きな不満はない。ただ、時折接続が途切れることがある。ルーターの近くにいても途切れは発生するため、距離の問題ではなく、家の構造や何らかの電波干渉の影響があるのかも。この点が今後の課題と感じている。

バンドステアリングLiteはオフ、5GHz帯は速度重視でチャンネルは固定

設定はAirStationアプリで行っている。バンドステアリングLiteはオフにした。この機能は5GHzと2.4GHzを自動で切り替えるものだが、切り替え時に接続が不安定になることがあり、ストレスの原因になっていたからだ。いまは手動で使いわけている。5GHz帯は速度重視で設定。チャンネルは固定し、帯域は80MHz(1201Mbps)に設定。36、40、44、48chの中から状況に応じて選択している。DFSチャンネルは気象レーダーとの干渉で通信が遮断される可能性があるため使用していない。チャンネルを自動にしていた頃、接続不能になって困った経験があったためだ。

2.4GHz帯は安定性を重視、チャンネルは自動で帯域は20MHz(144Mbps)

一方、2.4GHz帯は接続の安定性を重視している。そもそもつながりやすいのでチャンネルは自動設定。帯域はあえて20MHz(144Mbps)にしている。速度は落ちるが、つながりやすさは向上するからだ。こうして用途に応じて使いわけることで、全体としての満足度は高まった。

2階建て向けのWSR-1500AX2Lを3階に設置、接続はやや不安定だった

ただし、問題も残っている。特に1階での接続の不安定さである。WSR-1500AX2Lは2階建て向けのモデルであり、それを3階に設置している以上、ある程度は仕方がない。それでも日常的に使うにはやや接続の不安定さがあり、対策の必要性を感じた。そこで、光回線とWi-Fiルーターを導入してから約2か月後、新たな対策を講じることにした。この改善については別の記事にする予定である。今回の光回線導入では、回線そのものよりも自宅内のネットワーク構築が快適さを大きく左右するということを実感した。

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