先日、『二軒目どうする?~ツマミのハナシ~』にゲスト出演した剛力彩芽さんについて触れたが、酒をテーマにした番組でいえばもう一つ外せない存在がある。『町中華で飲ろうぜ』。今回はその番組、そして出演者の一人であった清田みくりさんについての記憶を残しておきたいと思った。
玉ちゃんのキャラもいいが、女性出演者が登場する回は気分が高まる

『町中華で飲ろうぜ』はBS-TBSのバラエティ番組である。自宅はBSデジタル放送を受信できないため、最初に見たのは地上波のローカル局による再放送だった。不定期に放送されていたので、レコーダーに番組名を登録、おまかせ録画で追いかけていた。番組の軸となるのは通称玉ちゃんである。下町の空気をまとった語り口と町中華への愛情が感じられるキャラクターで、番組の雰囲気をしっかりと支えている。ただ、玉ちゃんには申し訳ないが、女性出演者が登場する回になるとさらに気分が高まるのだ。
飲みながら番組を見るのが好き、一緒に飲んでいる感覚を楽しんでいた
一期生は高田秋さんと坂ノ上茜さん、二期生として樋口日奈さんと清水みくりさんが起用されていた。いずれも酒の席に自然と溶け込み、料理を楽しみながらしっかりと飲む。その姿が見ていて気持ちいい。僕自身も酒を飲みながらこの番組を見るのが好きなので、一緒に飲んでいるような感覚を楽しんでいた。
清田みくりさんの出演回を見たのは数回、一目惚れに近い感覚だった
その中でも、清田みくりさんは特に印象に残る存在だった。どこか不思議な雰囲気を持っていて、いわゆるわかりやすい美人というより、かわいいタイプの女性であった。実は彼女の出演回は数回しか見ていない。いまはTVerで番組を視聴していて、配信期間が限られているため、タイミングを逃すと見られないことが多かった。彼女を初めて見たのは2025年だったと思う。22歳か23歳の頃。若さと華やかさがあり、一目惚れに近い感覚だった。
清田みくりさんはアミューズの女優、いずれは有名作に出ると思っていた
気になってプロフィールを調べてみると芸能事務所はアミューズ。モデルや女優として活動しているとのことだった。出演作は何も見ていない。NHKの大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』への出演が目立ったところ。大手事務所に所属している若手女優なので、いずれは有名作品に出演していくのだろうと思っていた。ところが、その予想は裏切られることになる。芸能界を引退するというニュースを目にしたのである。番組を卒業ではなく引退。まだキャリアは浅く、これからという時期での決断に驚いたし、率直にいって残念だった。
最後の出演回を視聴、大物感が漂っていたことを思い出した
最後の出演回(2026年3月22日放送)を見たいと思っていたが、タイミングが合わずに見逃してしまった。しかし、昨日TVerで視聴することができた。番組の中での受け答えを見ている印象では頭はいいと思う。発言が面白くて「エスパー語録」と名付けられていたが、落ち着いた雰囲気で大物感が漂っていたことを思い出した。それだけに惜しい。若く可能性があり、環境にも恵まれている中で芸能界を離れるという選択をする人はそう多くはない。もちろん本人にしかわからない事情や考えがあるのだろうが、ファンとしてはこれからを見たかったという気持ちが残る。一方で、こういう終わり方だからこそ記憶に強く残るのかもしれない。中途半端に活動を続けてフェードアウトするよりも自分の意思で区切りをつける。ある意味、清々しい。
どこかでまたその姿を見る日が来ることを少しだけ期待している
今後はまったく別の道を歩んで、何を成し遂げるのだろうか。あるいは社会人として経験を積んだ後、「またやってみたくなった」と戻ってくる可能性もゼロではない。芸能界は一度離れても復帰する人がいる世界である。そう考えると、今回の引退も一つの区切りに過ぎないのかもしれない。清田みくりさんには番組を通して確かな楽しさをもらった。短い期間ではあったが、記憶に残る存在であった。ひとまずは、お疲れさまでしたといいたい。そして、どこかでまたその姿を見る日が来ることを少しだけ期待している。


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