投資ノートをつけるようになってから、自分の売買を振り返る習慣が身についた。以前は買ったら買いっぱなし、売ったら売りっぱなしだった。しかし、記録を残すことで「なぜ買ったのか」を数字で確認できるようになったのである。
株価が3桁のプラスで終わった銘柄を買って、翌日に売ると成績が安定
売買記録で一つの傾向に気づいた。株価が3桁のプラスで終わった銘柄を買って翌日に売ると、比較的成績が安定するという点である。データを積み重ねた統計的な裏付けではなく、あくまで初心者としての勘に過ぎない。だが、自分の経験則として見逃せない感覚でもあった。
銘柄選びの条件はPBR1倍以上、増収増益予想、株価が3桁のプラス
改めて銘柄選びの条件を整理すると次の通りである。
・PBRは1倍以上。
・アナリスト予想が増収増益。
・株価が3桁のプラス。
これらを満たす銘柄は上昇する強さを持っていると考えた。もちろん完璧な基準ではないし、結果的にはずれることも多い。しかし、自分なりに基準を設けて選ぶことは手探りの投資において重要であると感じた。
具体例は2024年3月、野村マイクロ(6254)の取引で620円のプラス
具体的な取引を紹介する。2024年3月28日(木)、野村マイクロ(6254)の株価は5,290円で、前日比+610円の大幅なプラスであった。翌29日(金)、成行で1株を購入した。その日の終値は5,940円(+650円)。さらに4月1日(月)、成行で売却し最終的に+620円の利益を得ることができた。小さな利益であるが、初心者の僕にとっては条件を決めて行動すれば結果はついてくるのではないかと思わせるものであった。
同じように売買しつつも、8月中旬から9月中旬まではほぼ負け続けた
このような売買を繰り返しながら少しずつ経験を重ねていった。しかし、順調に進むことはなかった。8月14日(水)から9月17日(火)までの約1か月間は、ほぼ負け続ける結果に終わったのである。この時期は、このやり方でいいのだろうかと疑問を抱えながら取引していたと思う。同じ条件で銘柄を選んでいるのに結果が出ない日々が続いており、マーケットの難しさを痛感した。
2024年の年間成績、個別株の取引は2,591円のプラスで終了した

その後、10月から12月にかけては少しずつ盛り返すことができた。勝ったり負けたりを繰り返しながら、年間を通して最終的に2024年の個別株の収支は+2,591円であった。数字としてはわずかな額だが、僕にとっては重要な意味を持つ。なぜなら、もし100株単位で同じ売買をしていたら、単純計算で+259,100円となるからである。
「株でプラスにすることはできそうだ」。
手応えを持ちながら、2024年を締めくくることができた。
株取引2年目の2024年、少しずつ投資の型ができつつあった
この経験は投資を続ける上での自信につながった。もちろん、まだまだ運に左右されている部分が大きい。だが、記録を取り条件を整理し、反省しながら続けることで自分なりの投資の型が少しずつできつつあった。2025年以降はさらにやり方が変わっていくことになるが、こういう小さな積み重ねが大切なんだと思う。ここまで、投資2年目。


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