前回は、三菱化工機(6331)の株で含み益が出ていた頃、木徳神糧(2700)で大損をしてしまった苦い経験を書いた。今回はその逆で、月島ホールディングス(6332)で利益を得て、新たな銘柄選びの手法に気が付いた経験を紹介する。
木徳神糧株で味わった初めての大損失、ストップ高は怖いものだと実感
好調株の会社と同じ業界のライバル会社はどうなのかと考えた
きっかけは三菱化工機(6331)だった。当ブログでも度々登場しているが、9月3日(水)に売却して35,980円の利益を得た相性がいい銘柄。PERは15倍未満で割安と考えていたので、その後も株価の動向をチェックし続けていた。ある時、ふとひらめいた。三菱化工機の株が好調ということは、同じ業界のライバル会社も同じように好調なのではないかと…。
SBI証券アプリの四季報欄、【比較会社】の項目がヒントになった
その時に活用したのが、SBI証券アプリの四季報欄にある【比較会社】という項目である。ここに載っていたのが月島ホールディングス(6332)だった。月島ホールディングスは上下水処理など水環境事業を手掛ける会社である。ちょうど先日、埼玉県で下水道の陥没事故が起きており、全国的に水道インフラの見直しが必要だという声が高まっていた。しばらくは受注が途切れないだろうと感じた。さらに株価チャートは右肩上がりを描き、PERは9.2倍と割安感もあった。
三菱化工機の比較会社、月島ホールディングスの選択は的中した

これはいけると思い、9月5日(金)に100株を成行で購入した。結果は的中して株価は上昇した。その勢いに乗って、9月10日(水)にさらに100株を買い増した。しかし、危なそうな動きを感じたため、翌日に成行で売却。結果として14,400円の利益を得ることができた。
成功体験により、横展開は有力な銘柄選びの基準になると考えた
この成功体験によって「横展開」という手法の有効性を強く意識するようになった。ただ、株は常に順調とはいかない。その後、調子に乗って再び月島ホールディングスを購入したが、今度は先の利益に迫るくらいの損失を出してしまった。まさに、利益を出すのも損をするのも紙一重であることを実感した。それでも、この方法はいまの僕にとって重要な気づきである。注目企業の好調が業界全体の追い風になっていることは少なくない。そこで比較会社を確認し、割安で伸びそうな銘柄を探すというやり方は有力な銘柄選びの基準になると考えた。
複数の視点を持つことは大切、さらに銘柄選びの精度を高めていきたい
投資の世界には絶対的な正解はない。僕のように初心者であっても、自分なりに仮説を立て、実際の売買で検証することで学びが積み上がっていく。今回の三菱化工機から月島ホールディングスへの横展開は、その一つの例である。この経験を通して思うのは、株式投資は単なる数字のやり取りではなく、背景にある社会や業界の動きを読み取ることが大切だということだ。今後も横展開を含めた複数の視点を持ちながら、銘柄選びの精度を高めていきたい。


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