株式投資は分散投資がスタンダードな考えのようだ。リスクを抑えるために銘柄をわけることは有効なように感じる。しかし、僕は単元株に挑戦する前に、あえて「集中投資」に取り組んでみた。これは弐億貯男さんの著書『割安成長株で2億円 実践テクニック100』に影響を受けたからである。
歩み値から長期保有への模索、弐億貯男さんが教えてくれた3つの指針
10株単位がうまくいかない、あらためて弐億貯男さんの本を読み返した
1株からステップアップして10株単位で売買を始めて以降、なかなか結果が出なかった。思うように利益を得られず、迷いが生じた。あらためて弐億貯男さんの本からヒントを得ようとした。記事のタイトルを抜粋すると「株式投資は分散しすぎず、適度な集中投資がいい」とある。自分なりに確かめてみようと思った。
10株単位は世界の広がりをもたらす、初めて4桁の利益を得て怖さも知る
初めての20株は住友不動産、+1,240円で終えて小さな成功体験を得た
本を読む前だったが、初めて一気に20株を購入したのは住友不動産(8830)。これが+1,240円で終え、わずかではあるがまとまった株数を買うことは結果が出やすいのかもしれないと手応えを感じた。小さな成功体験だった。
初めての買い増しは三菱化工機、+940円で終えて集中投資が成功

本を読んでから挑戦したのは三菱化工機(6331)である。2025年7月16日(水)に10株を購入し、さらに7月28日(月)に10株を買い増した。これが初めての「買い増し」という経験だった。ただ、投資ノートを見返しても理由が思い出せないが、翌29日(火)には売却していた。結果は+940円。大きな金額ではないが、またしても集中投資によって利益を確保できたことは貴重な体験であった。
機械的な押し目買いは危険、さらなる経験と検証が必要
その後は買った株が下がったら買い増すという行動を意識的にとるようになった。いわゆる押し目買いである。ただ、これが本当に正解かどうかはまだ判断できない。株価は常に変動しており、押し目のつもりが下落トレンドの始まりだったという可能性もある。この手法を自分の軸にするには、さらに経験と検証が必要だ。
投資資金が500円万以下ならば、保有株の目安は1~4銘柄
一方で、集中投資を通じて得られた感覚もある。上昇基調にある銘柄は、少しの買い増しでも利益が膨らみやすいということだ。波に乗るタイミングさえ誤らなければ、分散投資よりも効率的に成果を出せる可能性がある。弐億貯男さんの本によれば、100万円を使えるならば1~2銘柄、200万円ならば2~3銘柄、500万円ならば3~4銘柄。これはやりながら納得した。ただし当然ながら、下落した場合のリスクも大きい。この両面を理解し、どこで勝負するかを見極める力こそが、集中投資の鍵になると考えている。
資金状況やリスク許容度によって、投資のスタイルは異なるか
投資は教科書通りに進むものではなく、実践の中で自分なりの方法を見つけていくしかない。分散が正しいのか、集中が正しいのかは、結局のところ、資金状況やリスク許容度によって異なる。まずは集中投資を実践してみたことが学びであり、その過程で押し目買いというテーマに出会えたことは大きかった。
投資は日々勉強、自分なりの勝ちパターンを築いていきたい
今後も試行錯誤を続ける中で、自分にとって最適な投資スタイルを模索し続けるだろう。現時点ではまだ「押し目買い」が答えだとは断言できないが、上昇相場の流れを感じ取りながら買い増していく戦略には、一定の可能性があると感じた。集中投資はリスクがある反面、利益の伸びやすさを実感できる手法である。これからも経験を積み重ね、自分なりの勝ちパターンを築いていきたいと思う。


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