NISAの成長投資枠は残りわずか、100株単位の取引で見えた利益と制約

投資日記

10株単位での売買に慣れ、早いもので約2か月後には100株単位、つまり単元株での取引を始めることになった。その過程で大きく感じたのはNISA口座の制約。非課税の成長投資枠240万円が思いのほか早く埋まり、取引を続けるためには別の口座を使わざるを得なくなったのである。

10株単位は世界の広がりをもたらす、初めて4桁の利益を得て怖さも知る

20株に80株を買い増し、三菱化工機が初めて100株に到達した会社

2025年7月から8月にかけて、三菱化工機(6331)を20株を購入。株価は右肩上がりで好調だった。その勢いに後押しされ、8月14日(木)には80株を買い増して初めて100株に到達した。株主としての実感がわき、達成感を覚えた瞬間だった。

NISA口座の残り枠は3万円台、以降の取引は確定申告不要の特定口座

その後は別の会社で100株単位を中心に取引を続けたが、NISA口座の残り枠は3万円台まで減少してしまった。ここで現実的な問題に直面した。NISA以外の口座、つまり特定口座や一般口座を使う必要が出てきたのだ。そこで僕が利用しているSBI証券の設定を調べてみたら、初期段階で特定口座を使えるようにしてあった。特定口座は証券会社が年間取引を計算してくれるため、確定申告の手間を減らせる仕組みである。

三菱化工機の売却は+35,980円、初めて万単位の利益を得た

そして、8月21日(木)に三菱化工機を10株買い増して9月3日(水)に売却した。結果として、NISA口座の100株は+34,300円、特定口座の30株は+1,680円で合計は35,980円。初めての万単位の利益である。途中ではもっと利益は出ていたが、下がり始めたタイミングで粘らずに売却した。100株単位の取引がもたらす利益の大きさを実感した瞬間だった。

証券会社はNISAで口座開設させ、特定や一般に移行させて儲ける仕組みか

この経験から学んだことは多い。投資を始めた当初、売買手数料が無料なのにどうやって証券会社は儲けるのだろうと疑問に思っていた。しかし、実際に取引を重ねると、投資金額が大きくなりNISAの枠を超える。特定口座や一般口座を利用せざるを得なくなる。そうやって手数料が発生し、結果的に証券会社に収益が入る仕組みになっているのだと理解できた。

100株の取引は優良株の長期保有をあらためて認識させた体験だった

この気づきは大きかった。最初はNISAの非課税メリットにばかり目がいっていたが、実際には資金の拡大とともに制度の限界に直面する。だからこそ、短期売買で手数料を増やすよりも優良株を見つけて長期で保有することが理想なのだと感じるようになった。実際に取引をして利益を出したからこそ数字以上に実感がこもる。次の取り組みとしては、焦らずに「持ち続ける投資」に挑戦すること。売買のドキドキ感は確かに面白いが、資産形成という意味では腰を据えて保有することの方が大切だと思えてきた。今回の体験はその気づきを与えてくれた貴重なプロセスだった。

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かぶぞう

お金の不安から株式投資に挑戦。年老いたひよっこが毎日小さく成長中。

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